2019
◎日時:3月27日(水) 10時~13時
◎場所:マイントピア別子 東平
◎ガイド:山下恭一(ガイドクラブ会員)
◎参加者:8名(内新人3名)
春らしい陽気に恵まれた昨日、第5回目の養成講座(東平エリア)を行いました。
平日にもかかわらずツアーバスは満席で、ガイドの山下さんも満面の笑みで迎えてくれました。
どうやら、先週も若い人達がたくさん足を運んでくれたそうです。
水樹奈々さん(新居浜市出身)のおかげもあり東平の知名度・人気が少しずつ高まっているのでしょうか?
バスは発車してすぐ、赤レンガ造りの旧水力発電所の前に来ました。
子供の頃、何の建物かも知らず、ひっそりと山にたたずむこの美しい風景を描きたい一心で、
友達と画板を背負い自転車で何度も通った思い出の場所です。
今は、古い趣を残しながら補修工事を行っていますが、市民にも世界中の人にもずっと愛され続く風景だと信じています。
青龍橋(色はなぜか茶色?)を渡り、向かいの山肌に清滝らしき黒い筋を見ると、バスは曲がりくねった山道を登り、
やがて、標高750mの東平 「東洋のマチュピチュ」に着きました!
冬桜がまだ咲いていましたが、春霞がたなびき、見下ろす新居浜の街や海は薄ぼんやりと幻想的な眺めでした!
春の強い風と息吹を全身で感じ、すがすがしい気持ちになりました。
…ですが、1つ問題が! 鼻が悲鳴を上げました~
かつて、煙害で「はげ山」になった山を懸命に植林し、何年もかけて青々とした山に戻してくれました。
今もなお、白いポールで保護された苗木が沢山植えられていますが、花粉の少ない品種への入れ替えが終わるのはいつの日か…
「花粉症問題」完全解決は、遠い先のことでしょうか…
東平には、大正~昭和にかけて銅山の採鉱本部が置かれ、最盛期には5,000人余りの人が暮らし、
学校やグラウンド、社宅、浴場、病院、娯楽場、郵便局、生協などの生活施設も整いとても賑わっていたようです。
現在は、30㎝角の花崗岩を「品」のように積み上げた巨大な貯鉱庫や索道基地、マンプ(トンネル)など一部しか残っていません。
ですが、長い年月をかけてできた大きな産業遺産!
こんな静かな山の中に突如現れる本当に不思議な景色です。
樹木に張り付いたアボカド色のウメノキゴケ(空気のキレイな所に生える)や、リスがかじった松ぼっくりを見ながら、
インクライン跡の220段の階段を息を切らして上がり、駆け足で資料館やかご電車を見学しました。
帰りのバスでは、階段疲れなのか?前の座席の人のコックリがひどく、首が折れるのではないかと心配ばかりしていました。
端出場に着いた後、偶然同じバスに居合わせたALTのアレックスさん(フロリダ出身)とランチをご一緒しました。
彼は、日本のアニメと歴史が大好きで、伊勢物語や古今和歌集も読んだと聞き大変驚きました。
後鳥羽さんより藤原…さんの方が好きです…と。 文学にうとい私はへえ~!へえ~?と、うなずくだけでした。
また、彼は日本の英語教育にも疑問を抱き、子供達に教えたい事が伝わらないもどかしさに、ため息をついていました。
今日は、お休みで気晴らしができたでしょうか? 私は、養成講座の最後で彼ともお話ができ、大きなプレゼントを頂いた感じです。
考え方や文化の違う外国人に教える事、伝える事の難しさと、もっと掘り下げて学ぶことの意義。
語学に磨きをかけると共に、その場に赴き、歴史をしっかり見る事・知る事・考える事が何より大事なのではないかと思いました。
「温故知新」 故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る、以て師と為る可し
(阿部)
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